基本情報
- 植物名
- クチナシ
- 科名
- アカネ科
- 利用昆虫数
- 14種
- 昆虫の種類
- 蛾: 8種, 蝶: 1種, カミキリムシ: 1種, ハムシ: 2種, アブラムシ: 2種
植物の特徴
クチナシは低木(アカネ科)の植物です。
- 生活形
- 低木
- 樹高・草丈
- 1~2m
- 分布
- 本州(静岡県以西)・四国・九州・琉球、台湾・中国中南部・インドシナに分布する
- 生育環境
- 林縁に生える高さ1-2mの常緑低木
- 比較対象
- オガサワラクチナシ
- 類似種との見分け方
- クチナシは葉が革質で先端がしだいに細くなり、花冠筒部は長さ2-3cm。オガサワラクチナシは葉が厚い革質で先端が急に狭まり、花冠筒部は長さ2.5-4cm。
出典:日本の野生植物 第2巻 p.294
生態系での役割
クチナシは、昆虫の食草として重要な役割を果たしている植物です。
この植物を食草として利用する昆虫は14種確認されており、生態系において多様な昆虫の生活を支える重要な植物資源となっています。
蛾では8種が確認されており、クチナシホソガ、フタクロボシハビロキバガ、ヤツボシノメイガなどがこの植物を利用しています。
蝶では1種が確認されており、イワカワシジミがこの植物を利用しています。
カミキリムシでは1種が確認されており、イエカミキリがこの植物を利用しています。
ハムシでは2種が確認されており、チャイロヒラタカメノコハムシ、キイロヒラタカメノコハムシがこの植物を利用しています。
アブラムシでは2種が確認されており、クスオナガアブラムシ、Toxoptera sp. Aがこの植物を利用しています。
出典
- 那須 義次・広渡 俊哉・岸田 泰則(編) (2013)。日本産蛾類標準図鑑 4 — 第4巻。学研教育出版、552p。ISBN 978-4-05-405110-2購入先(Amazonアソシエイトリンク)
- 広渡 俊哉・那須 義次・坂巻 祥孝 (2013)。日本産蛾類標準図鑑 3 — 第3巻。学研教育出版、359p。ISBN 978-4-05-405109-6購入先(Amazonアソシエイトリンク)
- 白水 隆 (2006)。日本産蝶類標準図鑑。学習研究社、336p。ISBN 978-4-05-202296-8購入先(Amazonアソシエイトリンク)
- 森津 孫四郎 (1983)。日本原色アブラムシ図鑑。全国農村教育協会、545p。ISBN 978-4-88137-017-9購入先(Amazonアソシエイトリンク)
- 大林 延夫・新里 達也 (2007)。日本産カミキリムシ。東海大学出版会、818p。ISBN 978-4-486-01741-7購入先(Amazonアソシエイトリンク)
- 行徳直己 (1982)
- 岸田泰則 (2011)。日本産蛾類標準図鑑 1 — 第1巻。学研教育出版、352p。ISBN 978-4-05-403845-5購入先(Amazonアソシエイトリンク)
- 村瀬ますみ (1998)
- 岸田泰則 (2011)。日本産蛾類標準図鑑 2 — 第2巻。学研教育出版、416p。ISBN 978-4-05-403846-2購入先(Amazonアソシエイトリンク)
- 滝沢 春雄 (2014)。日本産ハムシ科生態覚書 (8)。神奈川虫報 第182号 pp. 37-46
よくある疑問
- クチナシにつく虫は何種ありますか?
- 昆虫植物図鑑の整理済みデータでは、クチナシを食草・寄主植物として利用する昆虫を14種掲載しています。内訳は蛾8種、蝶1種、カミキリムシ1種、ハムシ2種、アブラムシ2種です。
- クチナシを食べる幼虫や昆虫を調べるには?
- クチナシを利用する昆虫として、このページではクチナシホソガ、フタクロボシハビロキバガ、イワカワシジミ、クスオナガアブラムシ、イエカミキリなど14種を掲載しています。各昆虫名から食草・分類・出典を確認できます。
- クチナシの食草記録の出典はどこで確認できますか?
- このページの出典欄で、クチナシを利用する昆虫の食草・寄主植物情報に関係する文献やデータ出典を確認できます。