基本情報

植物名
ボタンヅル
科名
キンポウゲ科
利用昆虫数
20種
昆虫の種類
蛾: 8種, カミキリムシ: 3種, ハムシ: 5種, アブラムシ: 4種

植物の特徴

ボタンヅルは草本性のつる植物(キンポウゲ科)の植物です。

生活形
草本性のつる植物
花期
8~9月
分布
本州・四国・九州、朝鮮半島・中国
生育環境
温帯林の林縁や道端の草むら
比較対象
コボタンヅル
類似種との見分け方
本種の葉は1回3出複葉。コボタンヅルは葉が2回3出複葉で、小葉の先が尾状に長くとがる

出典:日本の野生植物 第1巻 p.378

生態系での役割

ボタンヅルは、昆虫の食草として重要な役割を果たしている植物です。

この植物を食草として利用する昆虫は20種確認されており、生態系において多様な昆虫の生活を支える重要な植物資源となっています。

では8種が確認されており、アヤナミノメイガサツマキノメイガコシロスジアオシャクなどがこの植物を利用しています。

カミキリムシでは3種が確認されており、イシガキトガリバサビカミキリ 基亜種イシガキトガリバサビカミキリ 沖縄本島亜種タイワンチビカミキリ 先島諸島亜種がこの植物を利用しています。

ハムシでは5種が確認されており、オオキイロマルノミハムシムネアカタマノミハムシハラマダラヒメハムシなどがこの植物を利用しています。

アブラムシでは4種が確認されており、センニンソウワタムシ (ハンショウヅルノコワタムシ, ボタンヅルコメチュウ)ボタンヅルワタムシ (ハンショウヅルノオオワタムシ, ボタンヅルメンチュウ)センニンソウヒゲナガアブラムシ (ハンショウヅルヒゲナガアブラムシ)などがこの植物を利用しています。

出典

  1. 森津 孫四郎 (1983)。日本原色アブラムシ図鑑。全国農村教育協会、545p。ISBN 978-4-88137-017-9購入先(Amazonアソシエイトリンク)
  2. 大林 延夫・新里 達也 (2007)。日本産カミキリムシ。東海大学出版会、818p。ISBN 978-4-486-01741-7購入先(Amazonアソシエイトリンク)
  3. 池ノ上 利幸 (2008)。花を訪れる蛾たち — 知られざる姿を求めて。昆虫文献六本脚、215p。ISBN 978-4-902649-08-6購入先(Amazonアソシエイトリンク)
  4. 岸田泰則 (2011)。日本産蛾類標準図鑑 1 — 第1巻。学研教育出版、352p。ISBN 978-4-05-403845-5購入先(Amazonアソシエイトリンク)
  5. 岸田泰則 (2011)。日本産蛾類標準図鑑 2 — 第2巻。学研教育出版、416p。ISBN 978-4-05-403846-2購入先(Amazonアソシエイトリンク)
  6. 尾園 暁 (2014)。ハムシハンドブック。文一総合出版、104p。ISBN 978-4-8299-8122-1購入先(Amazonアソシエイトリンク)
  7. 滝沢 春雄 (2011)。日本産ハムシ科生態覚書 (5)。神奈川虫報 第173号 pp. 35-51

よくある疑問

ボタンヅルにつく虫は何種ありますか?
昆虫植物図鑑の整理済みデータでは、ボタンヅルを食草・寄主植物として利用する昆虫を20種掲載しています。内訳は蛾8種、カミキリムシ3種、ハムシ5種、アブラムシ4種です。
ボタンヅルを食べる幼虫や昆虫を調べるには?
ボタンヅルを利用する昆虫として、このページではセンニンソウワタムシ (ハンショウヅルノコワタムシ, ボタンヅルコメチュウ)、ボタンヅルワタムシ (ハンショウヅルノオオワタムシ, ボタンヅルメンチュウ)、センニンソウヒゲナガアブラムシ (ハンショウヅルヒゲナガアブラムシ)、イシガキトガリバサビカミキリ 基亜種、イシガキトガリバサビカミキリ 沖縄本島亜種など20種を掲載しています。各昆虫名から食草・分類・出典を確認できます。
ボタンヅルの食草記録の出典はどこで確認できますか?
このページの出典欄で、ボタンヅルを利用する昆虫の食草・寄主植物情報に関係する文献やデータ出典を確認できます。